2009年6月1日月曜日

20090518


■『夏時間の庭』(オリヴィエ・アサイヤス、2008)
アサイヤスの目論む段取りが登場人物の(真の)感情を先取りしてしまっていて、監督の都合で登場人物が動かされているようにしか見えず非常に窮屈で退屈。予告されたことがその通りにしか物語られないというのはやはりまずいのではないか。ただこの作品で扱われている美術品のコレクション/邸宅はそのまま映画の現在の問題系として置き換える/考える必要があるように思います。

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